前時代的な電子レンジの前に三つの影が人知れず集まった。
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| うーん? |
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| ●×△?○■・・・ |
「まだマウスの調子が悪いらしいですよ」
辺りを憚る様に《装飾師》がこそっと言った。
「新しいマウスに変えれば良いのに、きっとお金が無いんですね」
憐みを表出させた《いたずら師》がそう受けた。
疲れを滲ませながら、それでも穏やかな表情で《知識師》が口を開いた。
「右クリックが使えなくて、キーボードを使っても如何しても『名前を付けて画像を保存』が出来ないみたいですよ」
「だから今回は以前に使用した画像を挿入してお茶を濁している訳ですか?」
ずばり確信を突いた《装飾師》の問いに、《知識師》が苦笑いを浮かべた。
「て言うか、この時代にまだマウスを使用して居るなんて!」
《いたずら師》が呆れた様に声を上げた。
「折角新しいいたずらを披露しようと思ってたのに・・・」
心底残念そうな《いたずら師》の心の叫びが四方の壁に木霊した。
「いつまでこの状態が続くのですかね?」
心配そうに《装飾師》が口元を震わせた。
「さあ、いつまでですかね。ところで・・・」
一転して楽しそうな声音で《知識師》が続けた。
「良いお店が有るのですが・・・」
今までの話の内容は瞬く間に何処かに消え去り、三つの影は浮き浮きした様子で酒処の話題に変じて行った。

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